
「え、トンツカタンって解散したの?」——そう思った方、結構多いのではないでしょうか。
2026年3月24日、お笑いトリオ・トンツカタンが解散を発表し、4月18日(土)のラストライブをもって正式に14年間の活動に幕を下ろしました。 「ネクストブレイク」と呼ばれていた実力派トリオの突然の解散に、ファンだけでなく業界内からも驚きの声があがっています。
この記事では、解散の経緯・ラストライブの内容・代表ネタ・3人のこれからを、知らなかった方でもわかるようにまとめますね。
まず、トンツカタンってどんなトリオだったの?
2012年に結成した、プロダクション人力舎所属の男性お笑いトリオ。
メンバーは3人。
芸風は「奇妙な設定のコント」が中心。お抹茶と櫻田の個性的なボケを、森本の鋭いツッコミが束ねる——という絶妙なバランスが持ち味でした。
若手の登竜門とされる「お笑いハーベスト大賞」では優勝、「NHK新人お笑い大賞」「ABCお笑いグランプリ」は決勝進出。M-1グランプリでも2021年・2023年・2024年と準々決勝まで残った実力派です。
解散の経緯——いつから、なぜ?
実は”解散危機”は以前から何度もあった
トンツカタンが外の世界に初めて解散の話題を出したのは、2026年2月2日放送のTBS系『バナナマンのしらバナ!』です。
番組内で森本さんが、「お抹茶から解散を考えていると伝えられた」と告白。驚いたMCのバナナマンでしたが、日村勇紀さんが「やってたら売れる可能性はある。だからみんな辞めないんだよ」と熱く助言し、設楽統さんの言葉に櫻田さんが涙を見せる場面もあったそうです。
実は解散の危機は今回だけでなく、過去にも複数回あったことがお抹茶さん自身によって明かされています。
なぜ”今”解散したのか
2026年3月24日、3人が自身のYouTubeチャンネルで「トンツカタンからのご報告」と題した動画を公開し、正式に解散を発表しました。
森本さんは動画でこう語っています。
「仲が悪くなったわけではない。だから共演とかあってもいいわけですから。いろいろ考えて、考えて考えて考えた結果なんで」
また3人は「たくさん話し合いました。日によっては8時間話したんですけどね」と、長期間にわたる対話を経た結論であることを明かしました。
発表のタイミングについては、解散のわずか3日前(3月21日)にR-1グランプリ2026でお抹茶さんが決勝進出を果たしていたことが注目されています。「絶頂期に幕を引いた」とも言えるこの決断に、「妙に納得した」という声が業界内からも上がりました。
解散の本質的な理由として多くのファンが指摘するのは、「誰かが売れなくて解散」ではなく「3人全員が自立できる目処が立ったから解散」という点。長年森本さんがお抹茶さんと櫻田さんを引っ張る構造だったトリオが、お抹茶さんのR-1進出でそのバランスが変わり、トリオとしての”役割”が完結したという見方もあります。
ラストライブ「ありがトンツカタン」の内容
開催概要
ラストに披露したネタは”1年目のコント”
チケット完売の会場で、トンツカタンが最後に選んだネタは——「カタコト塾」。
これはトリオ1年目に作ったコントで、以前「おもしろ荘」(日本テレビ系)でも披露した思い出深い作品です。最新ネタではなく”始まりのネタ”でラストを締めたこの選択が、多くのファンの心を揺さぶりました。
豪華な仲間たちに囲まれた最後の夜
ライブには吉住さんをはじめ、多数の人力舎所属芸人もネタとトークを披露しながら最後の夜を彩りました。
そして終演時、3人は会場に向かってこう叫びました。
「ありがトンツカタン!」
笑いと拍手に包まれながら、約1時間40分のラストライブは幕を下ろしました。
前日4月17日(土)には「タイタンライブ」に最初で最後のゲスト出演も果たしており、解散直前の2日間で存在感を最大限に示したトリオでした。
代表ネタ3選——これを見ればトンツカタンがわかる
①「カタコト塾」
結成1年目の記念すべき初期作品で、ラストライブにも選ばれた思い出のネタ。「おもしろ荘」でも披露され、若手らしいエネルギーと奇妙な設定の妙が詰まっています。“始まりと終わりを同じネタで飾った”という事実が、より一層この作品を特別なものにしています。
②「塾」「告白」などのコントシリーズ
日常的な設定——「塾」「告白」「合コン」——に奇妙なねじれを加えるコントが真骨頂。現実かと思いきや少しずつズレていく世界観に、気づいたら引き込まれている…というのがトンツカタンらしさです。
③漫才スタイルの作品(M-1シリーズ)
2021年・2023年・2024年のM-1グランプリ準々決勝に進出した漫才作品群。もともとコントが本職のトリオが漫才にも挑んだ姿勢が評価され、幅の広さを見せた作品たちです。
3人のこれから——それぞれの新しい道
解散後も、3人は全員プロダクション人力舎に残り、芸人としての活動を続けます。
「仲悪くなったわけじゃない。だから共演とかあってもいいわけですから」という森本さんの言葉通り、今後の共演や再集合の可能性もゼロではないのが嬉しいですよね。
まとめ:「やり切った」解散だから応援できる
トンツカタンの解散は、誰かが飛び出したわけでも、不仲になったわけでもない。14年間やり切った3人が、納得して選んだ幕引きでした。
3人の穏やかな表情でいっぱいだったラストライブの映像が、それを何よりも物語っていると思います。これからの3人の活躍を温かく見守りたいですね。



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