
白塗りに着物姿で「チックショー!」と叫ぶ芸風でお馴染みのコウメ太夫さん。
テレビで見せるあの強烈なキャラクターからは想像もつきませんが、
実は私生活では一人の息子を育てる「シングルファザー」として奮闘してきました。
近年ではNHKのドラマに出演するなど、俳優としての評価も高まっているコウメさんですが、その裏側には離婚、仕事の激減、そしてワンオペ育児という、まさに「チックショー!」と叫びたくなるような激動の日々がありました。
今回は、高校3年生になった息子さんとの意外な関係性や、コウメ家独自の教育論、そして思春期に起きた「親子大ゲンカ」の真相について詳しくお届けします!
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離婚と仕事激減が重なった「どん底期」を救ったのは息子だった
コウメ太夫さんがシングルファザーになったのは、ちょうどお笑いブームが落ち着き、仕事が激減していた時期でした。
「エンタの神様」などで一世を風靡したものの、ブームが去るとともにスケジュールには空白が目立つように。そこに追い打ちをかけるように離婚が重なり、精神的にもどん底の状態だったといいます。
しかし、そんなコウメさんを救ったのは、当時まだ小さかった息子さんの存在でした。
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おしめを替える
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ご飯を作る
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保育園への送り迎え
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本を読んであげる
仕事がないからこそ時間はたっぷりあった、と自虐気味に語るコウメさんですが、息子と向き合う時間が「寂しさを紛らわせ、自分を癒してくれた」と振り返っています。
息子は「特進クラス」の秀才!コウメ太夫とは正反対の性格?
コウメさん自身、実は芸能プロデューサーの父を持ち、幼少期は7人もの家庭教師をつけられるほどの英才教育を受けてきました。しかし本人は「勉強が大嫌いで、塾に行くふりをして遊びに行っていた」というタイプ。
そんなコウメさんとは対照的に、息子さんは自ら「塾に行きたい」と言い出すほどの勉強家だそうです。
中学受験の際には、成績上位者しか入れない「特進クラス」に在籍。コウメさん自身はその価値を当初知らず、「何か変なところに入っちゃったのかな?」と驚いたというエピソードも。
現在は大学受験を終えたばかりだそうですが、食事を忘れるほど数学に没頭する息子を見て、コウメさんは「何かに取り憑かれているんじゃないかと思うくらい」と、自分とは全く違うタイプの息子に驚きを隠せません。
思春期の息子と「大ゲンカ」した切ない理由
基本的には付かず離れずの良好な距離感を保っている二人ですが、一度だけ大きなケンカをしたことがあるそうです。その理由が、いかにも寂しがり屋なコウメさんらしいものでした。
お酒を飲んで酔っ払ったコウメさんが、思春期の息子に対して何度もこう聞いてしまったのです。
「大きくなったら、俺のところからいなくなっちゃうの?」
息子が自立して自分のもとを去ってしまうことへの不安。それを何度も繰り返された息子さんは、ついに怒りを爆発させ、激しい言い合いに発展しました。
翌日、コウメさんは「パパにそんなに怒るのはおかしい、俺はパパだから」と威厳(?)を見せつつも、「そんなに嫌だったんだ」と反省。それ以降、その話題は封印したそうです。
「ゲームをやるなら極めろ」コウメ流の教育ルール
自身の苦い経験から、コウメさんは子供に「何かをさせたい」という押し付けを一切しないようにしています。唯一のルールは「悪いことをせず、人に迷惑をかけないこと」。
息子がゲームにハマった際も、「やめるな」と言うのではなく、逆にこう突き放しました。
「プロになるくらい極めるならいいよ。ゲーマーとして稼いでみなよ」
そう言われ続けた結果、息子さんは逆にゲームをやめて勉強にシフトしたというから驚きです。子供の自主性を尊重し、あえて「極めろ」と背中を押す手法は、現代の育児においても非常に興味深いアプローチと言えるのではないでしょうか。
まとめ:白塗りの裏にある「優しき父」の背中
現在のコウメ太夫さんは、俳優としての仕事も増え、多忙な日々を送っています。一時は「母親がいたらな」と悩んだ時期もあったそうですが、今は「二人で暮らすのも悪くなかった」と胸を張ります。
「子供と一緒にご飯を食べ、顔を合わせて、愛情を持っていく。それが親しんでいくということ」
コウメさんのこの言葉には、ワンオペ育児をやり遂げた父親としての確かな実感がこもっています。息子さんが大学へ進学し、環境が変わっても、このユニークで温かい親子の絆は続いていくことでしょう。
いつか息子さんが「チックショー!」ではなく、「ありがとう」とコウメさんに伝える日が来るのかもしれませんね。



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